滑走路上に表示されている数字とアルファベットの意味とは?

みなさんは旅行、仕事などで飛行機に乗った際、滑走路の端に数字とアルファベット、もしくは数字のみが大きく表示されているのをご覧になったことはありますでしょうか?

( 36 ) ( 18 ) ( 34L ) ( 18R )などなど

飛行機の左右どちらかの窓側に座っていると、離着陸のために滑走路へ進入していくときや、滑走路から離脱するとき、滑走路の端を横断するときにこの数字、アルファベットが見える場合があります。

この数字、アルファベットとは、飛行機の運航にとても重要な役割を果たしていて、滑走路の伸びている方角などを示しているのです。

数字とアルファベットの正式名称は「指示標識」と呼ばれており、指示標識とは滑走路番号の表示で、進入方向から見た滑走路の方位が北から右まわりに測った角度の10分の1の整数、36(北:360°)、09(東:90°)、18(南:180°)、27(西:270°)といったようになっていて、平行滑走路の場合は左からL(レフト)、R(ライト)、3本ある場合はC(センター)が滑走路の進入端に近い場所に表示されています。

呼び方は、ランウェイスリーシックス(RUNWAY36)、ランウェイワンエイト(RUNWAY18)などとなっています。

それでは、今見た数字が RUNWAY01 となっていた場合、反対側の滑走路の数字はなんと表示されているのでしょうか?きになりますね^_^

これは、滑走路が一直線のため、RUNWAY01・・・方位10°と間逆の数字になります。

10°に真逆の数字180°を足して…190°、ゼロを消して…RUNWAY19!

そう!この場合、この空港はRUNWAY01とRUNWAY19になるのです。

ぜひみなさん飛行機に乗った際は窓側に座りこの数字を探してみたください♩

以上